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これって実はとても難しいことなのです。
そりゃぁ、白髪染め対応の薬剤の中で一番明るい設定のものを使用すればいいのですが、それだけだと元々の黒い髪と白髪の間に染まりの差(明るさの差、発色の差)が生まれてしまうことがしばしばです。
もちろん、自宅で出来るホームカラーは一番明るい色を選んでも随分と暗めの仕上がりになってしまいます。これは誰が染めても「染まらなかった」ということのないように製造しなければならない市販品カラー剤の宿命です。
でも、テレビや雑誌では、明らかに白髪の年代なのに、とても明るく透明感のある髪色の芸能人たちを目にしますよね。
これって、どうやってるのでしょうか?
考えてみてください。もしも全ての髪が白髪だったら・・・
そうなんです!白髪しかなければ、言ってみれば真っ白な画用紙の上に絵の具を塗るのであれば自由自在に好きな色を表現できますよね。
でも黒い髪も混ざっているのです。白画用紙と黒画用紙が交互にあるところに、一色の絵の具を塗るのですから・・・
まずは黒画用紙をある程度の明るさに(ブラウン程度に)漂白してからでないと思った色に近づけることができません。
そう、一般的なカラー剤はこうしたブリーチ機能と発色機能を同時進行で行うように造られています。
ですから、黒い髪が少しでも明るく染まる、ということは必ずブリーチされている、ということなのです。
だから、毛染めは傷む可能性を持っており、染料が抜けるごとに明るく褪色してゆくのです。
では本題に戻りますね。
明るく、むらなく、白髪を染める方法です。
①あらかじめ、黒い髪を少しブリーチして白髪との明るさの差を縮めておく。
皆さんが想像するいわゆる「ブリーチ剤」よりも少し効果の穏やかな「ライトナー」もしくは「ハイトーンのオシャレ染め用」を使用します。
②その上から希望の色でもう一度染め上げます。
場合によっては、弱アルカリ性や弱酸性のカラーで対応することも可能です(色さえ入れば良い場合など)。
つまり、ブリーチ(画用紙の明るさ合わせ)と発色(絵の具塗り)を別のプロセスにすれば良いということです。このことで、よりきめの細かい透明感のある明るい白髪染めが可能になります。
もちろん、2プロセスなので、ダメージには最新の注意を払って施術してゆかなければなりません。
女優さんやタレントなど、観られる仕事の人はそれなりの手間と時間、多少のコストがかかっても仕事の一環ですものね。
もしも、edit. でこのプロセスで施術したとすれば・・・
①カラー本体の価格でブリーチ(ライトナー処理)5,400~6,480円 + ②お好きな色を選んで塗布(プラスカラー料金適用で)2,160円
となります。もしも、はじめてのお客様は「クーポン」からお得な組み合わせができますので、スタッフにお気軽にお尋ねくださいませ。(^0^)!
奈良市西大寺 美容室 edit. エディット