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日別アーカイブ: 2015年10月9日

秋冬に向けた正しいブロードライとは?

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朝晩かなり冷え込む季節になって来ましたね。
食欲の秋、芸術の秋の到来です。でもなんと言っても『 オシャレ・ファッションの秋 』でもあります!

 

 

そんなワクワクする季節の変わり目ですが、この時期はお肌同様、髪にも様々な変化が訪れます。

 

 

気温や湿度の変化はクセや落ち着き度合いに大きな影響を与えますし、夏の暑さや紫外線など身体の内外から受けたダメージが時間差をつけて髪に現れるものこの時期です。

 

シャンプーやトリートメントの選定や方法を少し工夫して見直してあげることも場合によっては必要な季節です。

 

 

そこで今回は秋冬に向けた正しい髪の乾かし方、ブローの方法についてお話ししましょう。

夏のドライヤーについては以前の記事に書きました。これからの季節、秋冬は夏と何が違うのでしょうか?

 

 

そう!まずひとつめに湿度です。そしてふたつめは頭皮の乾燥です。

 

室内外問わず乾燥気味になるこの時期、ブロードライで気をつけるのはまず、オーバードライです。

夏の場合、乾かし過ぎても大気中の湿度が高いため髪は自然に適切な水分量に戻って行こうとします。しかし、秋冬はいったん乾燥してしまうと次のシャンプーまで長時間髪は乾燥にさらされ続けることになります。この間に様々な外的ストレスを受けると髪は傷んでしまいます。

 

そして頭皮!

 

秋冬になると頭皮に乾燥性の皮膚炎を起こす方が急増します。これはここ10年程で急に増加したイメージです。
おそらく、建物の密閉性が向上し、さらに暖房が石油から電気に変わるとこで空気の乾燥がより進んだことが背景にあるのではないでしょうか。

 

夏の25℃は涼しいのに、冬の25℃は暖かい・・・
同じ温度なのに!

 

これは代謝をはじめ様々な身体の機能が夏・冬の季節モードに設定されるためで、春と秋はこれらの調整期間としてとても重要な時間なのです。

 

秋のヘアケア(もちろんスキンも)はこの調整を手助けするように行ってあげましょう。

 

 

シャンプー剤の洗浄力を少し弱めます。塗布量で調整してもらって構いません。
流すお湯は少しぬるめに!
これ、意外ですが、寒い季節ほど暑いお湯は皮脂を取りすぎてしまいます。
トリートメントは少し多めに。

 

そして、よくタオルドライをした後、頭皮に刺激を与えないように8割弱まで満遍なく乾かします。

 

風は根元から毛先に〜

 

風邪を引かない程度に乾かしたらあとは自然に部屋の湿度に同化させます。

 

もしもここで、ブラシによるブローをされる方は事前のドライングを75%程度に!
ブラシブロー終了後の乾き具合を8割程度に調整できればプロ級です!

 

 

大切なのは髪や、特に頭皮に過度の刺激を与えないように気をつける、ということです。
この調整が上手くいけば、冬に向けて良い髪のオシャレを楽しむことができるのです。

 

 

 

奈良市西大寺 美容室 edit. エディット